手相で知能線を見てみよう

知能線とは頭脳線とも呼ばれ、知能線・感情線と共に手相での基本となる線の一つです。知能線は目を含む頭部を表します。その人の個性や考え方、判断力や集中力、才能の表現方法が分かることから適職を手相で見ることがあります。人差し指と親指の付け根から始まり手の平を横切ります。

知能線の起点が生命線に近づくほどに、行動的で活発な性質が現れますが、5mm以上離れるなら突っ走ってしまい失敗もしやすいでしょう。生命線と重なる部分が大きければ、慎重・冷静という側面がでますが行動力が乏しくなります。線の先が上に向かえば物質・金銭への執着が大きくなり、下へ向かえば精神・芸術への関心が高い傾向にあります。線が短ければ即断即決で動く直感型です。

じっくり考えることは苦手ですが、決断力があり失敗してもくよくよ悩みません。逆に線が長いようであればじっくり考えて決断します。優柔不断な側面もありますが、何かを極めるためにはじっくり取り組む姿勢は必要です。線が手の平を真っすぐに横切るように直線であれば、現実的な理系タイプが多いです。

計算や実務能力が高いという特徴があります。もし線がカーブを描いているなら、想像力が豊かで人の心に敏感なタイプが多いでしょう。二重知能線を持つ人は多芸多才で才能が豊かです。線の先が途中で枝分かれしている場合も同じ。

複数の分野に才能があります。万が一、線が切れ切れになっている場合は、集中力や忍耐力がない傾向にあります。手の平に刻まれる線を読み解いて、自分の人生をより良くするために活用する手相。今の仕事が合わないと思ったら、手相を見ることで自分の適職や方向性が分かるでしょう。