2022/07/24

手相は将来を占う上でもよく診断される部位で、人が現在、持っている運気や将来の姿などを映し出していると言われています。ただその手相自体は変化するのも事実で、その変化によって運気なども変化することもあります。実際には生命線や感情線、頭脳線などの手の表面に現れる相をよく診断されますが、一方では丘も重要な意味を持っているとされます。この丘の意味は、手のひらの盛り上がった部分をいうとされ、線や環が川とすれば盛り上がった部分から成り立っています。
つまり手相を判断する場合には、様々な線や環だけを診断するのではなく、この盛り上がった丘の部分をしっかり見ることで総合的に判断を行うことがポイントになります。もっとも盛り上がり部分が大きければ、川の部分が鮮明になりやすい傾向が存在しますので、それを併せて診断することがポイントです。丘の部分の見るべきポイントは、小さい頃よりも変化が起きにくい部分になります。つまりこれは先天的な才能や性質、性格などを暗示していると解釈されます。
手相ではこうした盛り上がり部分を総合的に判断しますが、判断する前にはそのツヤがどうか、盛り上がりが優れているかどうかがカギを握ります。なお手相の専門書などでは、天体の影響を色濃く受け継いでいるとされるため、それぞれの丘には惑星・太陽・月などの名前で名付けられることが多いです。当然にそれぞれには意味することも違ってくるので、興味がある運気を探りたい場合には該当する部分を診断することがポイントになります。